HANARE

敷地は読谷村の住宅街にある、アトリエと住居の計画である。
アトリエ棟は様々なイベントやカルチャー教室として使用される。庭は街に開放され、地域の方に距離感の近い施設を目指している。
住居はオーナー住居と賃貸からなり、アトリエ棟とは別棟とし、街に対してあるべき2棟のボリューム感、プロポーションを探っている。HANAREの距離感は建物の用途を分けると同時に、街に余白、そして空を生み出している。
建物が隣接した環境に次々と新たな建物がところ狭しと建てられていく。空がなくなっていく街並みに空と土を取り戻す。
人々の心の中に灯すように。