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TRAPEZOID~与那原東浜

敷地面積: 229.17m2
延床面積: 108.93m2
このお家は【台形の敷地、光、風】で構成されています。
【台形の敷地】
台形の敷地に対し、通常の設計アプローチではデッドスペースが生まれるので、台形に沿うように4枚の構造壁が配置されています。そして家の真ん中にもうひとつ の台形の敷地=中庭を作りました。このお家の真ん中にある台形の敷地が中庭となり、室内の延長線上に位置付けられた半屋外空間として、家族や仲間とバーベ キューをしたり、室内からの広がりの空間として機能しています。この台形の中庭を通じて二世帯の家族がお互いに程よい距離感を保ちながら、自然を感じられ るようになっています。
【光】【風】
敷地の状況を注意深く読み取り、風の流れ、光の量を沖縄の素材であるブロックでコントロールし、快適な室内環境を作っています。またこのブロックのスクリーンは道路からの視線を適度に遮りながら、家から外へ視線を抜く役割も果たしています。
またこのお家には、一般的にいう玄関がありません。沖縄のしつらえであるヒンプンを設け、そのヒンプンを経由して室内に人を導きます。お家に入ると、土間があり前にはキッチンが鎮座します。お母さんの趣味である料理を思う存分楽しんでもらえる、中庭に面したガーデンキッチンとなっています。