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新年。そして、カカシ。

image新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
帰省した僕を迎えてくれたのは、いつもの親父作、謎のカカシ…。
 
家の鬼門に鎮座するカカシを初めて見たときは、驚きを超えて恐怖すら感じる出来栄えに、
いつもながら『なぜ作ってんの…??』の問いが僕の中に広がっていく。
 
その後、親父と墓参りをした時、訊いてみた。
『あ、あの帽子は…?あ、あの座布団は…?そして、あ、あの表情は…?い、祝。て…、ど、どういうことなん?一体何で作ってんの?』
直球で訊いてみた。
 
『そら、おまえ、カカシは廃品で作るからカカシなんや。おれのカカシの定義はそこや。』
作者の想いが、意味不明に自信満々で返ってきた。
 
い、いや、素材ではなく、作ってる動機を訊いていたのですが…
 
家へ帰ると、その問題のカカシを早速撮影している人を発見…
よりによってお正月に、一体どこでこのカカシのことを聞いて来られたのか不明だが…。
親父と一緒に、ご来客の方へご挨拶すると…
 
『Nice to meet you!』
 
は…?
 
首からは報道機関、CNNと、あの馴染みのロゴ。
『ワタシ、日本ノ文化ヲ紹介シテイマ〜ス』
 
な、なんでここやねん!!!
 
てなことで、その後も珍客続きで、カカシの前で記念撮影をされてる方が、
『この写真持ってたら一年ご利益ありそうです〜』
 
いや!いや!絶対ないやろ!!!
 
てなわけで、よくわからん賑やかなお正月でした。
仕事は真面目にやっておりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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