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「変形した敷地」に建つ住宅と庭のデザイン実例。

この度、3月号発売の建築雑誌『I’m home』に掲載されることになりました。
 
ガーデン特集にて、【山本雅紹建築設計事務所 × RAKUEN interior】の作品である「変形した敷地」に建つ住宅と庭のデザイン実例について紹介されています。
 
建築はインテリア、庭、家具、照明など様々な要素から成り立っています。
 
山本雅紹建築設計事務所は、建築の設計だけではなく、建築と美しく調和した【インテリア、庭、家具、照明、オブジェ】の設計、コーディネートもおこなっております。
 
【建築】と【インテリア、庭、家具、照明、オブジェ】が個別に主張するのではなく、美しく調和融合した空間にこそ、世界にどこにもない静謐で美しい空気が宿ります。
 
そのコンセプトのもと、2013年建築家山本雅紹のオリジナルインテリアブランドRAKUENを設立いたしました。
 
これからも建築デザイン、ランドスケープデザイン、そしてインテリアデザインの融合を図っていきます。

自分で建築をつくる。 #1

今、古民家の改修を自分の手によるセルフビルドで行なっている。
 
たまの休日を狙っての作業でなかなか進まないが、建築家として生きている以上、一度は釘の一本から打ち込んだ自分の手による建築を作り上げたいと夢見てきた。
 
まずは、解体からのスタートとなるが、バールを抱えて解体していく。
 
いつ終わるか分からない作業の連続ではあるが、普段の設計作業で身についた粘り強さには自信がある。
 
設計図や作業の工程は勿論頭にあるが、実際身体を動かして現場で考えてものを作ることは、腰は痛いが、設計とはまた違う発見、喜びがある。
 
自分で土間を打って、墨付けをして、そして刻んだ時間が僕の想いとなって動き出す空間を作り上げたいと夢見ている。

設計と現場の交錯点。

只今、工事がスタートした現場から。
ここでは森と一体になった創作スペースとしての建築をつくっている。
 
建築をつくるだけではなく、森と一体となる庭をあらたにつくり、建築を土地に馴染ませる。
 
そこまでで、やっと一つの建築、設計となる。
 
種をまき、芽が出て、根をしっかりと地面にはり、
花を咲かせる。
 
一つの建築をつくり上げるプロセス。
それは、途方も無いほどの長い長い道のり。
 
まずは、材木屋へ行って、材の選定からになる。
 
机で考えた設計の建築と、現場でつくっている建築、の交錯点が建築である。

【斜面地に家を建てる方法。実例編】

斜面地に建設中の現場から。
 
傾斜地、崖地では、建てる地域によって条例や規制が様々あり、設計難易度が高くなります。
 
設計作業自体も、敷地の高低差を緻密に調査した上で、最適な構造を見つけ出し、斜面地ならではの敷地の魅力を最大限引き出す空間設計が必要となります。
 
勿論、斜面地だけではなく、どんな敷地にも様々な魅力が詰まっています。
 
森を望む敷地、夜景が美しい、海が見えるなど、高台にある眺望の良い敷地、だけではなく、都市や住宅街の中で周囲はビルやマンションに囲まれていても、そこにしかない土地の魅力を必ず見つけ出し、設計デザインで敷地の魅力を空間の中に最大限映し出します。
 
次回は、『日当たりが悪い土地におしゃれな家を建てたい。』と悩んでおられたご家族の住宅物語をご紹介しましょう。

【旅×建築】

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
本年は、長年温めてきたプロジェクトが実現へと向かう年。
 
おかげさまで、沖縄、大阪をはじめ、関東、四国地方へも設計デザインご依頼のお声を頂き、設計打合せ後の吉田類的な探訪も楽しみながら、各地域がもつ場の力、空気を最大限引き出す設計を行っていきます。
 
本年も、今まで通り【旅×建築】に邁進して参ります。
 
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

ラムネ。

沖縄ファミリーとの忘年会にて。
 
今年もお疲れ様~!!!てな訳で、飲んでると、
 
途中『やまちゃん、はいこれ~』って、渡されたのが、このラムネ、、、
 
『あ~、ええなぁ、このラムネ。童心に返れるわぁ。って、なんでやねんっ!?』
 
『いや、これがアルコール分を分解してくれるんだよ。』
 
って、そこまでして飲むかねっ!?
 
その後、宴は永遠に続いたのはいうまでもない。。。

【斜面地に家を建てる方法。その2】

前回のその1では、
《いきなり平面プラン(間取り)を作らない》重要性をお伝えしました。
 
その2では、なぜ、いきなり平面プラン(間取り)を作ってはいけないのか?
その理由と目的についてお話しいたします。
 
まず斜面地、崖地には、平地とは異なる様々な制約があります。
道路面から敷地が下がっている場合、上下水道が整備されていない場合、斜面の角度が急勾配の場合など、平地にはない難題が沢山あります。
 
従来の設計アプローチでは、それら様々な難題を乗り越える為の第一歩目として、高額な費用をかけて擁壁作り、という誤ったところからスタートします。
 
実は、まず何よりも大切なことは、姿、形の個別のデザインの前に(勿論擁壁作りでもなく)、建物をどのように配置し、どう建てるか、という根本的なところにあります。
 
なぜか?
 
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【斜面地に家を建てる方法。その1】

【沖縄の海が見える眺望の良い斜面地に住宅を設計する方法】は、以前のブログでも書きましたが、皆様から頻繁に頂戴いたしますご相談の中から、
ここでは傾斜地、崖地が多い沖縄の地形を踏まえ、【斜面地に住宅を設計する方法】を書きたいと思います。
 
沖縄や大阪に限らず全国各地で傾斜地は沢山ありますが、建てる地域によって条例や規制があり、また建てる建物の種別によって設計デザインのアプローチが異なってきます。
 
ここでは沖縄県那覇市の実例住宅を例にあげて、設計デザインのアプローチをご紹介いたします。
 
写真の住宅は那覇市内の住宅街にあり斜面地に建っています。
隣地との高低差は4メートル50センチあり、不動産屋さんからは『擁壁をしないと建てられない。』と言われ、擁壁のお金を考えると、住宅にご予算を充てるのが難しい、と困られているところからスタートしました。
 
【斜面地に家を建てる方法。その1】は、敷地の地盤状況がどうなっているかを踏まえた上で、
建物をどのようなコンセプト(大きな方向性)にするか、を設定する作業から始まります。
 
ここで大切なことは、
 
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モアイ仲間と。

青空の沖縄から。
 
沖縄のモアイ仲間のお家をつくることになって、
先日地鎮祭を行い、本日は遣り方確認。
 
この住宅は家族三世帯が住む、木造住宅。
 
わいわいと酒を酌み交わしながら、家族みんなの想いを込めて作り上げてきた設計図面をもとに、いよいよ着工です。
 
今年も残りわずかです。

出会い。

先日、僕のお気に入りの場所で蚊と格闘しながら、
いつものようにスケッチをしていると、
じぃーーっと、
こっちを見ている人がいる。。
 
確かに一般の方からすると建築をやっている人間は、建物の軒先の変なところにカメラを向けたり、手でコンコンと素材を確認したり、と不審に思われがち、なのだが。
 
まだ、じぃーーっと、
こっちを見ている人がいる。。
 
スケッチをし続けた後、お気に入りの縁側で風を楽しんでいると、
先ほどの方が、
 
『設計してるの?』
『あ、はい…?』
『今度、本をあげるよ。』
『えっ…?』
 
2日後の朝、
その方が大切にされている本を頂いた。
そのうちの1冊は、本がバラバラになっており、特に愛用されていた様子が良く分かる、紐で束ねた昭和25年に発刊された建築の技術本。
 
『師匠から貰った本でもうやめたからあげるよ。』
 
建築をつくる、ということは苦難の連続だけど、少しだけ頑張ってやっていると、この様な出会いとご縁を神様が与えてくださる。また今日から頑張ろうと思った。
 
僕にとって一生忘れられない出来事だった。
 
将来、僕も、いつかどこかで出会った建築を想っている人に、この方に頂いた本と僕が愛した本をそえて、手渡したいと思った。

PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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