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財産。

本日、上棟しました。
 
ここまで、様々な道のりを経て、
ようやくここまできました。
 
建築の設計、という仕事を通じて、
僕が得た財産。
 
それは、粘り強さ。
 
そして、この仕事をしていて、
いつも感じること。
 
それは、建築は、生きている、
ということ。
 
建築は、これでいい、と思った時点で、その姿になる。
 
だから、本当にこれでいいのか、
これがいいのか、
こうあるべきなのか、
を強く自問自答する。
 
建築を社会に送り出すためには、様々な場面を経て、実現へと向かう。
 
まず施主様のリクエストがあり、
その他法律的な事柄や、地域の条例、コスト、敷地の条件、建築としての機能性、空間性、芸術性、そして、日本の風景への責任。
 
それら様々なことを整理し、緻密に設計デザインとして成立させ、
そして次に、実際につくる、という場面へ移る。
 
現場に入っても、建物の詳細のおさまり、そしてより良い姿を求めて、
工務店さんと共に検討追求は続く。
 
 
気の遠くなるような、道のりの中で、【粘り強さ】という今まで積み重ねてきた僕の財産が、僕自身を励まし、
そして助けてくれる。
 
僕を信じて、期待してくれた施主様へ、一つでも二つでも、お返しをしたい、という想いと共に、
いつも、これが最後の建物、という想いでひとつの建物に純粋に向き合いたい。
 
15年前、初めて設計をさせていただいて、建物を世につくりあげた時の情熱を、今なお燃やし続け、
完成まで、施主さん、工務店さんのお力もお借りして、更に粘っていきたい。
 
写真は、上棟の日、同じを夢を見る施主様と共に、沖縄にて。

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PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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