ブログ

時を超えて。

車を走らせていると、ふと何気に語りかけてくる建築に出会うことがある。

 

先日のGW中に出会った田舎の風景にそっと佇むような、

今はもう廃墟となった建築。

 

この建築を建てた人は、おそらく、何処ぞの何兵衛様でもなく、何代目何やら座右衛門様でもない。

 

 

権威を示そうと見栄を張ることもなく、奇をてらうこともなく、

建築として何か変わったことをしようとしている様子もない。

 

ただ、その方が会得された建築感覚で、素直に表現されていった建築だと想った。

 

建築を見ると、その人の生き方、考え方を感じることができる。

 

 

時速45キロで走っていた僕を立ち止まらせて、そんなことを教えてくれた。

 

 

伝えたい。

春の陽射しが心地良い午後、小さな演奏会へ行ってきた。

 

本番前に、練習をされながら、既に来場されているお客様へ聞き馴染みの曲を演奏されてリハーサル。

 

みんなが知っている曲で、このサービス精神、素晴らしいなぁ。。

 

おかげでとても幸せな、やさしい時間を過ごさせて頂いた。

 

 

最近、皆様から『ブログ読んでますよ!』って、お声をかけていただく。

 

『ありがとうございます〜』って言いながら、ちょっとばかり小っ恥ずかしいながらも、

大変嬉しく思っております。

 

誰かへ伝えたい。

 

世界中でたった一人の方へでも僕のこの想いが伝わったら、、、

という心で、このブログを書かせて頂いている。

 

僕の身近な人は、『何を想っているか、ブログから知る時あるよ。』なんて言われるほど、

口では表現できないこの想いを、文字で表現したい、そんな想いで書かせて頂いている。

 

普段は建築家として生き、最近は写真も撮って、大工もして、合間にブログを書いて、、、

建物が完成したら絵も描き始めよう、庭もつくろう、、、。

 

 

とどのつまり、やっぱり僕は、伝えたいんだ。

 

光と陰。

先日完成しました沖縄のテナント付の複合型集合住宅。

 

光と陰。

 

この世の事象は、全て光と陰。

 

光だけ見ていると、目の前のモノしか見えない。

 

陰の部分にこそ、学びと真実がある。

 

そんなことを建築はいつも教えてくれる。

 

 

今日も小鳥たちが唄っています。

 

夕暮れ時。

突然、雨が降り出す沖縄の夕暮れ時が、僕は大好きだ。

 

お〜っ、雨や〜って言いながら、

僕の行きつけの第2の書斎から、チャリンコを走らせる。

 

帰り道、雨宿りがてら、ほな一杯やっていこか〜

 

ってなる、沖縄の夕暮れ時が大好きだ。

 

 

写真は、先日の沖縄の離島から。

 

 

 

 

 

 

【日々研究】自分で建築をつくる。 #9

自分で建築をつくるようになって、はや一年。

 

現場で考え、寝ながら考え、移動中も考え、そして空いた時間に名建築に触れる至極の時間。

 

今までの設計オンリーの時代は、その場に存在している空気感を感じるがために、建築を探し求めていた。

勿論、建築が単に大好き、ということでしかないが。

 

自分で建築をつくるようになってからは、

これどうやって取り付けてるんやろ、どないなってんねやろ。。。のところに光が当たるようになる。

 

こうして、いつまでたっても、なぜ?なぜ?と自問していることに、

 

おっ!おれの脳も正常や!

 

って思う今日この頃です。

 

日々改善、日々研究。

 

今日も小鳥たちが唄っています。

 

世界遺産。

ガウディ?

 

サン・ピエトロ?

 

サントシャペル?

 

はたまた、、、セナンク?

 

この風景を見て、いろんな風景がよぎった。

 

 

でも、ここにある、この郷土の森が僕にとっての世界遺産だと思った。

都市の窓。

『この窓は、都市の窓なんです。』

 

この建物の上階に大きく開けられた正方形の開口部。

 

最近は、施主様にそのようなお話をさせて頂くことがあります。

 

建物は、勿論施主様のものであり、幸せに笑顔で暮らして頂くために、

我々も全力で実現へ向けて精進させて頂いております。

 

と同時に、新たに建ち上がる建物は、日本の美しい風景の一部でもある、

 

ということを、山本雅紹建築設計事務所では大切に考えています。

 

そんな風に考えると、日本の風景はより一層楽しく、美しいものになるように思っています。

 

建物には、裏も表もない、どの面も大切な風景の一部、そしてお天道様は空からも眺めておられる、

 

ということを常にイメージして、建物の設計に日々取り組んでいます。

 

 

8ちゃん、10ちゃん に告ぐ。

数年前にも、一度このブログで書かせて頂いたことがあるが、

今一度、8ちゃん、10ちゃん に告ぐ。

 

新元号も発表され、個人的には先月末に帰国して、

 

愛する我が故郷の梅の花を見て、

 

冬の間も辛抱して、耐え忍んでいたら、きっと花は咲く、

 

これが自然の摂理だ、と詠んでいたこともあり、

大変共鳴できる元号だと思った。

 

 

そして、梅の開花と共に、プロ野球も開幕である。

 

8ちゃん、10ちゃん に告ぐ。

 

君たちは、何故最後まで放映しない。

 

何故、試合のクライマックスになると、いつもの『誠に申し訳ございませんが、、、』で勝手に終わる。

 

こっちは、一回の表から、アウトを積み重ねてきているのに。

 

申し訳ないと思っているのなら、改善してくれよ。

お願いだから、もう放映権を獲得しないでくれよ。

 

10ちゃんに至っては、放映すらしない。

どういうことですか。

 

いつも言っているが、サンテレビがあるじゃないか。

 

いい加減、譲ってくれよ。

 

【竹!竹!】自分で建築をつくる。 #8

自分で建築をつくる。今回は、【自分で材料をつくる】の巻。

 

この挑戦は、郷土の材料を使って建築をつくる、

ことが重要なテーマのひとつになっている。

 

世にはびこる新建材とやらはNG、なのは勿論のこと、

出来る限り歴史を感じられる材料を使って、建築をつくりあげる。

 

今は身近にある竹を使って、建築のひと場面をつくっている。

 

冬の間に切った竹もすべて使い果たし、追加の材料を調達しに、

写真では伝わりにくいが、相当な急斜面に竹がある。

 

崖で足を踏ん張ろうにも、チェーンソー片手に足場も悪く、親父監修のもと、

近くの樹々にくらい付きながら、竹を切る。

 

竹は、重い。。!切断した竹がどっち方向へ倒れるか、風の向きもイメージして、切り口を入れ、

切り倒す。というより、切った後、崖を滑らせるようにして、藪から運搬しやすいように、倒す必要がある。

 

途中、『谷側に足持っていくなよ、竹に持っていかれるぞ。』

なんて、親父からのおそろしいアドバイスを頂戴しながら。。。

 

竹を切った後、枝をはらい、運搬。

枝を切るにも、竹の枝はなかなかシッカリしてまして、これまたコツが必要で、難しい。

運搬は、ひたすら重い!全長12Mの竹が、しなって、ユッサユッサ。。。

 

次は、竹を建築に使用する割付に合わせて製材していく(これもコツがいる)。

どれもこれも、すべてナタ一本でおこなっていく。

 

親父監修のもと、黙々と竹を割っていると、

 

『そう、そうや!』

 

『(汗。。。)パキーンっ』

 

『上手い!』

 

5年(〜10年)に一回位褒めてくれる、孫には仏だが、息子には厳しめの親父。(母も同様。)

 

でもなんか、妙に嬉しくて、汗をぬぐいながら、へへへ、と親父の方を見た。

 

 

 

この建築は、自分一人の力で建築をつくりあげることも、テーマの一つになっているが、

 

いつか遠い将来、親父と二人で竹切ったなぁ、、、って、完成した建築やこの野山を眺めながら、

振り返る日が来ると想うと、なぜかアツいものがこみあげてきた。

 

 

自分で建築をつくる。テーマはぶれずに、歴史です。(楽しみながら、まだやってます!!!)

 

 

その場の空気。

僕は設計を考えるとき、いつも空気を想う。

 

姿、形、という目に見えるものではなく、

 

目に見えないもの。

 

そこが僕にとって最も大切なことだ。

 

確かに、設計とは決断の連続だ。

姿、形を与えることも設計の大切な一部でもある。

 

でも、僕は目に見えないものを一番大切にしたい。

 

 

僕自身の生き方もそのようにありたい。

 

PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

BACK NUMBER

PAGETOP