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【傾斜地に住宅を設計する方法。その1】

【沖縄の海が見える眺望の良い斜面地に住宅を設計する方法】は、以前のブログでも書きましたが、皆様から頻繁に頂戴いたしますご相談の中から、
ここでは傾斜地が多い沖縄の地形を踏まえ、【傾斜地に住宅を設計する方法】を書きたいと思います。
 
沖縄や大阪に限らず全国各地で傾斜地は沢山ありますが、建てる地域によって条例や規制があり、また建てる建物の種別によって設計デザインのアプローチが異なってきます。
 
ここでは沖縄県那覇市の実例住宅を例にあげて、設計デザインのアプローチをご紹介いたします。
 
写真の住宅は那覇市内の住宅街にあり斜面地に建っています。
隣地との高低差は4メートル50センチあり、不動産屋さんからは『擁壁をしないと建てられない。』と言われ、擁壁のお金を考えると、住宅にご予算を充てるのが難しい、と困られているところからスタートしました。
 
【傾斜地に住宅を設計する方法。その1】は、敷地の地盤状況がどうなっているかを踏まえた上で、
建物をどのようなコンセプト(大きな方向性)にするか、を設定する作業から始まります。
 
ここで大切なことは、
 

通常の設計デザインのように、《いきなり平面プラン(間取り)を作らない》ということです。
 
ここのコンセプトの設定を間違えたり、住宅内部の仕様から入ってしまうと、後々予算がオーバーしたり、計画が上手く進まないこともあるので、斜面地に住宅を設計する上で、最も大切な一つになります。
 
次回は、そのコンセプトについて、実例を踏まえてご紹介しましょう。

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PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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