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斜面地に住宅を設計する方法。

新しいプロジェクトの依頼をいただき、敷地調査へ。

 

敷地は那覇市首里の斜面地。

 

写真右手の高低差3メートルの敷地に家を設計する。

 

不動産屋さんや建設会社さんから何千万という擁壁が必要、と言われた経緯もあったようで、この斜面地にいかに安全で、合理的に設計を行うことがまず最初のテーマである。

 

そして、快適で、環境に即し、さらに斜面地を生かした設計。

 

普遍的に存在する美しい空間、と様々なテーマが重層的に存在する。

 

建築をつくるのは、幾重にも重なる諸条件を創造的に整理し、とにかく粘り強く挑むしかない。

 

斜面地を眺めながら、いつも同じことを想う。

 

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PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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