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沖縄と大阪で設計を考える。

11沖縄、大阪に拠点を置き設計を考える時、それぞれの地を少しだけ離れてみて気付くことがあります。
普段暮らしている地を少しだけ離れたところから眺めてみると、その何気ない日常が光り輝き、素晴らしいことが一杯詰まっていることに気付きます。
 
私は大阪に生まれ実家の奈良の田園風景と共に育ちました。
10代の頃、船で初めて中国へ渡り、その後の世界への旅を通して日本の素晴らしさを実感すると共に、世界の空気を心に留めてきました。
普段暮らすその地を少しだけ離れてみて初めてわかる、この気付き、こそ私の設計の大切な要素になっています。
沖縄と大阪で建築を考える、つまりそれぞれの地のもつ魅力、素晴らしさを真っ直ぐに見つめることこそが、私の設計の原点です。
 
写真は先日完成いたしました沖縄住宅【白河の森】。
この建築は沖縄の環境を建築化する、というテーマのもと計画を進めてきました。
平面計画上半分を緑のスペースとし、風の道と緑のアマハジ、そして森のリビングを建築の核とし、全体を構成しました。
また沖縄の自然環境を反映した設計を考えると共に、沖縄には素晴らしい自然が数多く残っており、緑が生育する上で最も良い条件が整っている等、沖縄の地がもつ魅力を最大限建築に反映、建築化することをテーマに当事務所では設計しています。

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PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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