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首里石畳。

琉球石灰岩、亜熱帯植物と共にある首里の石畳。
 
石畳を覆う樹々は、沖縄の真夏の強い日差しを木漏れ日で満たし、一歩石畳に足を踏み入れると、下界から守れれたような気分になる。
 
自然の美こそ最も美しい。美しい自然風景は、人間の財産である。
 
建築は、悲しいかな、誰かの所有物である。ともすれば、所有者の個人的な想いを反映しただけのわがままな建築に成り得てしまう。
 
しかしながら、人工的なモノでも時を重ねて、美しい風景になることがある。
自然界に建築を作らせて頂く意味があるとすれば、そこかもしれない。
 
建築という行為は、単に各個人の要求を満たすだけのモノではなく、建物完成後も、その場、その環境にあるべき姿をずっと意識していく責任があるように思う。
 
そんな風に考えると社会はもっと楽しいものになると思う。

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PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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