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【考えて、そしてつくる。】 自分で建築をつくる。#5

もう、随分暖かくなった。
 
まだ肌寒い季節に施工した設備配管。
 
新築と違い、既設の諸条件のもと、建築をつくることは、いかに困難かということを身にしみて感じている。
 
配管の勾配を確保するために、水糸を張り、既設の植栽を移植し、土を掘りレベルを出す。
 
学校でも、建築士の試験でも、配管の勾配くらいは教えてくれるけど、その勾配を確保することがいかに大変か。。。
 
そして、配管には色んな種類があって、角度の調整ができる様々な継手や、その配管をつなげることが意外に大変か。。。
 
建築を設計デザインするだけでは、建築の半分しか理解できないんだなぁ、と自分で施工してみて、つくづく感じる。
 
やっぱり、考えて、そしてつくる。これこそが、究極なんだろうなぁ。。。

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PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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