夏のひと場面。
奈良の、森のアトリエにて。
とある昼下がり、いくつかの新しいプロジェクトの案を練っていると、
窓辺にアマガエルのシゲルが来て、昼寝をしていました。
頭の中では、ご縁を賜りました施主様の夢をご一緒に共有させて頂きながら、
いろいろな案が浮かんでは消え、案があるべき姿に降り立つまで、
悩みながら、ゆったりとした心で、粘り強く設計案を練っていきます。
心地良い風と共に聞こえてくる鳥の声と森の音に包まれて、建築設計に向き合っていると、
いつの間にか夕方になっていました。
気がつくと、シゲルは、さっきの位置から3センチくらい移動して、まだ寝ていました。
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