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毎日。

早朝の公園から〜
朝、太陽を身体一杯に吸い込み一日が始まる。
今日も新しい一日の幕明けだ。
日々悩み、時には立ち止まることもある。
でも前へ前へ少しでも歩みを進める。毎日それの積み重ね。
目に見える成果なんて特に何もない。そして求めない。
表面に出てる結果は所詮幻だ。
いいこともわるいことも、そんなことにいちいち一喜一憂せずに、今日も一日ごっつ働いたぁ!ってお腹一杯思える毎日が大事だ!と現場へ向かいながらふと思った。

写真。

施主さんから工事中の現場写真が届きました〜
あまりにもうっとりしてしまって、写真掲載させて頂きました。
とってもうれしく特に幸せに感じるのは施主さんが切り取るこの世界。
写真はその場の空気を切り取る。
これこそ僕が大好きな写真の魅力。
他人には言葉では伝えきれない空気感。
そして僕らが一番大切にしている光の幻想空間。
この空気を同じ価値観で共有している感動は何ものにもかえ難い。

坂道。

写真はサンフランシスコのとある坂の途中。
ごぉーっ。。の音と共に坂のてっぺんから顔を出すケーブルカー。
色んな映画のワンシーンでも登場する、坂道の多いサンフランシスコには心強い味方だ。そんなケーブルカーにハリウッドスター気取りでひょいっと飛び乗り、外を眺めていると隣の上品な老婆が車内ではスリがあるからリュックはお腹の前に移動させなさい、と一言。あ、、はい!ありがとうございます。
リュックを前に持ち直して夜の車窓を見る。坂道に建つかわいらしいお家から温かい灯りが漏れている。
ゆらゆら揺れて街全体がまるでキャンドルみたいだ。
時代は変わっても心の風景は変わらない。
残さなくてはならないものがある。

生コン打ち。

大阪茨木の現場、本日生コン打ちました。
天候とにらめっこしながら、なんとか無事打設完了。
心温かい施主さまの気持ちが空にも通じました。
そして現場の皆さんお疲れ様でした。
みんなの想いが形となって、魂となって、空間が空気が作られる。
さぁ!どんな表情を見せてくれるのか!
自信はある。

作品掲載しました〜

新しい作品掲載しました〜
このお家は玄関から入って一階にリビング、二階に家族のプライベートスペースであるダイニングキッチンがあります。
お仕事で忙しくされてますご夫婦の要望のキッチンは独立型になっており、家事動線は洗面室、家族の収納、物干し場と効率的な動線を確保しています。
そしてこのお家の正面にある大きな壁。
この左官の紫の塗り壁が象徴的に存在するOGURA。
写真はミラノ ガレリアから〜

僕の夢。

今日から師走。
仕事収めできるよう気張っていかなければ。
朝、海沿いを散歩してるとなんとこの寒空の下、海の中にヤグラを組んでその上で何やら叫んでる。
よくよーく見ると、鳩山由紀夫元首相!こりゃ、えらいこっちゃ!ということで、こっちも全裸になって海にダイブ!支持者とかではないが、元首相。体が反応した。
そして肩組んでふざけた笑顔とピースサインで記念撮影。
しかし元首相。こりゃ失礼だと思い直し、真面目な顔してもう一枚。
そんな師走の明け方の夢だった。。

ラストスパート。

ここ数日曇天の大阪の空。
そんな時沖縄スタッフから写真がきた。
抜けるような青空。OKINAWAブルーがきれいだ。
明日は大事な生コン打ち。
そして明日から12月。いよいよ今年もラストスパートやなぁ〜
残り1ヶ月めっちゃ大切に生きたい!
ただそれだけ。

空気。

先日のNYにて。
写真はイサムノグチ庭園美術館から〜
マンハッタンからほど近くの倉庫街にある美術館。
芸術家イサムノグチ。大好きなアーティストだ。
日本にあるイサムノグチ庭園美術館も特別な空間で、何度も足を運んでいる。
そこには芸術家が過ごした空気がある。作品は勿論言うまでもないが、その空気がずっと忘れられない。。
心に残り続ける作品はその場を特別な空気で包み込んでいる。
僕もそんな仕事をし続けたい。

月曜日。

月曜日。週の始まりだ。
朝からは現場チェック、そして監督と打ち合わせ。そして晩、事務所に帰所。
最近出張続きで久々の大阪スタッフの顔。
『お疲れ様です!』おっ!元気ええなっ!
事務所を見渡すと、んっ!?なんかちゃうな。。
おーっ、レイアウト変更したんかぁ。棚の位置とか変わってる。
『ええやんけ!すっきりした!』
この自主的に動く気持ち、何事も創意工夫、これが僕らの仕事の肝だ。
スタッフの顔、そして元気な声を聞くとほっとする。
そして僕自身も震え立つ。
しっかり立たなければ、という思いを強くさせてくれる。
このチームで日々創造している。

原点。

僕の原点。旅。
旅は僕を励まし、時には孤独を与え、そして自分自身と向き合う時間を与えてくれる。
だから旅は言葉も何も通じない不便なところがいい。
誰も頼れない。頼れるのは自分自身。自分しかいない。そこで考え悩む。
その時間の積み重ねが僕を成長させてくれる。
スケッチブックも旅の最初は進まない。心が動かないから描けない。
何日か過ぎ、いつしか心が動き出す。ペンがすらすら進んでいく。
そして今、誰もいない事務所のデスクで案を練っている。今日はペンが進まない。
今度の旅は携帯も何もかも持っていかずに行こうか、と思った。
便利になった分、豊かになった分だけ人間は貧しくなっていると思った。

PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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