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祝!歌手デビュー!!!

なんじゃ!こりゃ〜!!!
ただいま正午。沖縄から東京に着きました〜めっちゃ寒い。。
やばいなぁ、と思いながらTシャツ二枚重ねとかしてみたけど、全然寒っ!当たり前だが。。だが写真はもっと寒い。。。
昨晩は打ち合わせの後、沖縄民謡クラブに連れてかれて、ステージに上げられ、気が付くと熱唱。そして朝までの宴。。
早朝現場確認した後、いざ東京へ。。
施主さんに晩ご飯ご馳走になってパワー回復。ほんとにいつもごちそうさまです(涙)そしてただいま打ち合わせ終わりで新幹線に飛び乗る。いざ大阪へ。。
今日という日もあっという間に終わる。外はもう真っ暗だ。
現場に行くと目が冴え、施主さんとの打ち合わせになると夢中になって、気が付くと時間が経っている。
一日はすぐ終わる。
ただいま新横浜通過。今から心の底から寝ます。パワー回復。。

旅。

列柱廊の光と影が美しいローマ サン・ピエトロ寺院。
学生時代、お歳暮配達と家庭教師のアルバイトで貯めたお金で二ヶ月間イタリア中を練り歩いた。地中海を渡りシチリア島をうろついたり、気に入った街には数週間滞在したり、またスーパーで買ったワインと乾パンかじりながら、ヴェニスのとある街角の波止場で遠くのゆらゆら揺れる波の光を眺めていた。
あの時は見るもの全てが新鮮で、心に最短距離でドーン!と入ってきた。
日常の中ではなかなか保ち続けられないこの気持ち。
だから僕は旅を続けるんだ。

沖縄南風原の家から。

沖縄南風原にある風の家から〜
型枠を外し、裸の空間が現れてきました。
今から仕上げ作業が始まります。
昨晩はコンセプトに基づく仕上げ材料の提案をし、夜遅くまで仕上げ材料の現物サンプルを施主さんと確認しました。
施主さんが帰られた後、エンドレスに続く工務店との打ち合わせ。。。
建築は持久戦。最後の最後まで空間を、造形を追求していく。。

来年の一月末完成予定です。
完成見学会で皆様とお会いできること楽しみにしています!

茨木の現場から。

森が色づき始めた。
秋の風を受けていよいよ森が色づき始めた。
森と共にある建築。
荘厳な空気を保ちながら。
室内の明るさ、いや程よい暗さを保ちながら。
光と影。
光は影があってこそ光。
影は光があってこそ影。
双方の共鳴が自然と響き合い、森と響き合い、空間の力となる。
普遍的で自然を映し出す建築を目指して。。。

沖縄の住宅現場から〜

ただいま工事を進めています沖縄南城市のアマハジの家から〜
上棟も終わり、空間が現れてきました。
実は僕、建築を創造する過程でこの瞬間が一番息をのむ時です。
裸の空間。何も身にまとわないで、この世に産み落とされ、静かに訪れる者をただただ待っている。
光、風を受け入れ、自然に佇む姿。
美しい。。息をのむ瞬間です。
今日同行していた方から一言。『教会みたいだねぇ』
光が主役の神の家、教会。
そう。この建築も光が主役だ。

仕事場。

僕にはいくつかの仕事場がある。
お気に入りの空間を転々とさまよい、波の音、風の音、夕陽を受けてひとりの時間に浸りきる。
僕の五感に触れる場所全てが仕事場に変わる。
朝は現場施工確認をし、午後からは仕事場へ向かう。
案が産まれた日は帰り足取りも軽い。
案が産まれなかった日はそこそこに切り上げて、読谷の事務所でサンセットを拝みながら再度格闘する。
電池切れの時は斎場御嶽に行く。
そんな毎日を送っている。

光のコートハウス

南風原の家2〜光のコートハウスから。
このお家は住宅街の中のアパートが隣接する環境にあります。そこにプライバシーを確保しながら光と風と森に包まれた伸びやかな住まいを提案しています。
このお家には大きな庭が二つあります。一つは芝生の庭。みんなが集まってBBQをしたり、子供達が走り回ったりする大らかな庭。もう一つは森のような静寂の庭。吹き抜けのリビングダイニングの大迫力の窓から樹々の姿が室内に映り込み、空間を落ち着いた空気にしています。開放的でありながら落ち着きがある空間、沖縄の光と風そして森がテーマになった都市型コートハウスです。
『山本さんってこのお家の話をされてる時、すっごく楽しそうですね!』って笑顔で施主さんから言ってもらい、おっ!自然に出てた僕の気持ちが、伝わってるんやなぁ。と思ってすごくうれしく、僕自身もとっても完成が楽しみな作品です!

森。

木を見て森を見ず。
僕が大切にしている言葉。
流れが悪い渦中にいるまさにその時はこの言葉通り、木の根元ばっかり見てしまう。足元には障害物がいっぱいあって、すぐつまづいてはこけ、全然前に進まない。
冷静になって、深呼吸をして空を見る。時には空から鳥になった気分で大きく物事を見てみる。
そうしたらこんなにも素晴らしい景色が広がっている。
樹々のざわめき、風の音、雲の移ろい、太陽の匂い。自然全てを感じられる人間になりたい。
今生きていることに感謝して、大きく広く自分自身と向き合っていきたい。

金曜日。

金曜日の夕陽。
金曜日って明日から週末!って感じで、仕事もパパーっ!と手際よく!って感じで意気込む日。
そして週末。街は静かで、なんか時間もゆっくり流れてて仕事もはかどる。雨でも降ってる日の午前中は特に仕事がはかどる。週末は普段鳴りっ放しの電話からも解放され、じっくり案を練れる。
案を考えてる時は誰にも邪魔されたくない。心の中でひとつずつイメージを積み上げていく。その積み重ねが映像となって、ヒラメキにつながる。
建築は本当に消耗戦だ。体も心も強くならなければ。。
そして今も事務所でいそいそ自転車をこいでいる。。。なんでやねん!

建築の意思。

現在、工事を進めています大阪茨木市南春日丘の現場から。
建築は大阪の閑静な住宅街に残る貴重な森と共にある。建築はそこにある。建築はただそこに物質として存在し続ける。建築は言わずと知れたモノである。が、建築は住む人を選ぶ。建築は意思を持っている。
建築は住み手を選び、住み手もまた建築を選ぶ。僕はただ、そこにある建築と住み手の熱い抱擁を目にしたくて今日もまた建築を想い続ける。
スケッチを描いてはワクワクし、模型を覗きこんではワクワクし、今こうして現場でワクワクしている。紆余曲折、悩み続けた時間と引き換えに。
施主とこの場を一緒に感動しているこの瞬間。この事実を想うだけで、僕は涙が止まらない。

PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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