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大理石の産地へ with RAKUEN interior【2015夏 vol.3】

image今回の旅の目的でもある、RAKUEN interiorで制作中のレリーフ、家具の進捗視察のため、大理石の産地へ。
 
工房の中は撮影NGで、写真は今回新たにオーダーしたテーブルの石を選定するために石切場をさまよう午後。
 
大きな工房では、職人さんが腕を奮い、制作に没頭していた。
制作中のレリーフの仕上げ方について、どこまで表情を表現するか、石の素材感が最も現れる仕上げ方について、現地の職人さんと打ち合わせをする。
石に魅せられ、石の意志を求めて。
 
【建築とインテリア、家具、造園を一体的に設計する】
 
これが僕たちの目指す世界である。
 
日本の設計事務所は、建築をつくることがメインで、インテリア、家具、造園はなおざり、というケースが多い。
確かに建築を設計するだけでも、本当に大変な仕事で、建築設計の範囲は膨大に多岐に渡る事柄を整理、構築、そして創造していかなければならない。
そのような現実もあり、【インテリア、家具、造園】が一人の建築家の手から離れ、違う人の手が入り、【建築】とはバラバラに作られている。(勿論、住み手自身による愛情が溢れたインテリアに触れた時は幸せな気持ちになる。)
建築の規模が大きくなればなるほどそのような傾向は強くなるが、しかしやはり僕は規模に関係なく一人の建築家が手間暇かけて、建築からインテリア、家具、造園、まで設計した世界にこそ、真の空間が宿ることを知っている。
世界中で感じたあの建築たちのように…
 
独立して十数年、僕は一人の建築家のもと、【建築】と【インテリア、家具、造園】を一体的に作り上げたい、と常々考え、造園の樹一本でも自分の目で確かめ、その空間にあるべき家具を一つずつ作ってきた。
 
そんな想いで設立したRAKUEN interiorは、建築家山本雅紹が、家具、造園、照明、キッチン、オブジェまで、目に映るすべての世界をトータルにデザインし、建築を発想した時の空気感の具現化、表層的な形ではない建築と調和したインテリア、家具、造園をすべて、山本雅紹自身が作り上げている。
 
最近ではこの考え方に共感を頂き、【建築】と【インテリア、家具、造園】の一体的な設計をご依頼頂き、とうとう海外にまで来た。
 
建築とインテリア、家具、造園は別々には存在しない。
建築を設計するプロセスで、インテリアを緻密にイメージしながら窓辺の空間を設計し、時々刻々移り変わる陽の光を間接的に導くための壁の設計と共に照明設計を、室内は少し明るさを抑えた設計とし、光り輝く外の庭をデザインする。
 
建築とインテリア、家具、造園は別々には存在しない。
同じ美意識で同じ一人の建築家でつくられた世界にこそ、唯一、世界にどこにもない空気がそこに宿る。
 
【建築とインテリア、家具、造園を一体的に設計する】
 
 
RAKUEN interiorの家具、造園、インテリア、オブジェの実例は、こちら http://rakuen8.com でご覧になって下さい。実例の目に映る全ての世界は、山本雅紹建築設計事務所➕RAKUEN interiorでデザインしております。
 
今月発売のI’m homeで、僕たちが設計させて頂きました作品が掲載されます。
この作品は、建築設計は山本雅紹建築設計事務所、家具、インテリア、造園はRAKUEN interiorでデザインしています。

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PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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