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敷地調査。

先日の稲刈りから、今日は海へ来て、

新しいプロジェクトの敷地調査です。

 

海も山も、自然を感じながら、仕事に取り組むことで、

新しい案が生まれてきます。

 

といっても、意外に飛行機の中でふと案がひらめくことも多々あります。

 

今年も残りわずか。深呼吸して、日々新たに。

 

設計の現場から。

只今、進行中のプロジェクトもいよいよ最後の追い込みに入りました。

 

現場の監督さんと打ち合わせを行いながら、

来週から始まる工程の確認です。

 

青い空を見上げて、今から始まる最後の仕上げを前に、

『楽しみですねぇ。』と言いながら、二人で想いにふけっていました。

 

工事が始まる前に存在する、膨大な設計を作り上げる時間。

その時間も一緒に共有してくださって、施主様や僕の想いに寄り添ってくださる監督さんに感謝。

 

 

 

建築は、なかなか出来上がらない。

 

膨大な時間と手間暇がかかる。

 

だからこそ、たどり着ける場所がある。と信じている。

 

 

 

変わらないこと。

今年もこの季節になりました。

 

我が家、恒例の稲刈り。

 

もう、何百年前もから、変わらず行なっているお米作り。

 

変わらず、受け継がれることに、感謝の想いです。

 

この棚田の風景、空、森、そして風。

 

僕がこの世にいなくなっても、ずっとこのままあり続けてくれる、と思うと、

 

とても安らいだ気持ちになります。

 

そこにそのままある、ということの有り難さ。

 

今年も美味しいお米が出来上がりました。

 

感謝。

心。

今夏の熊本、霊巌洞に続き、京都武蔵ゆかりの地へ行ってきました。

 

「神仏を尊び、神仏を恃まず。」武蔵の言葉です。

 

色々な解釈があるようですが、僕は、武蔵が生きることへの覚悟、

をこの言葉に映したように解釈しています。

 

僕は設計事務所を開業してから、

特に、見えないものへの感謝の念が強くなりました。

 

独立してから、様々な方々に助けて頂き、導かれるように、

ご縁を頂戴し、今に至っています。

 

 

そして色々な経験もさせて頂き、僕なりに今至った心境は、

 

「神仏は我が心に有り。」です。

 

自分の思うように生かせて頂いていることへの感謝と、自分の行く道は自分の心一つにかかっている、

と常に感じています。

 

建築を通し、仕事を通し、自問自答を繰り返し、哲学する。

 

写真は、武蔵ゆかりの地の周辺を散歩している時に出会った、素敵な風景です。

つくり手の想いがこもった建築は、いつの時代も有り難いものです。

キジムナー。

10月に入りました。

 

2018年も残りわずか。。。

 

先日台風の合間に新しいご縁を賜りまして、またまた敷地調査へ行って参りました。

 

最近は、自然に包まれた敷地に出会うことが多くなりました。

 

森の中で自分で建築を作っているので、森の妖精に導かれているのかもしれません。

 

自然と一体になることを目指して。

 

ちなみに、プロフィールの写真について、お客様からたまにキジムナーみたいですね、、、と言って頂けます。

ありがとうございます。

 

 

眺望の良い高台の斜面地に家を建てる。

先日、新たなご縁を賜りまして、敷地調査へ行ってきました。

 

内地は、もう秋の気配がしてきましたが、

沖縄は夏継続中です。

 

沖縄の自然溢れる眺めの良い高台の斜面地に

これから設計デザインを検討していきます。

 

この敷地は那覇からも近く大変便利な上、通りからも一本入っているため、静かな環境で、多くの自然に包まれています。

 

当方の設計実績を多数拝見して頂きまして、空間の空気感に特に共感頂きまして、御依頼頂きました。

 

傾斜地の設計で必要となるエッセンスを盛り込み、これから検討を重ねていきます。

 

ご家族が心穏やかに、笑顔で幸せに暮らしていただける空間をつくりあげたいと思っております。

またまた晴耕雨読。

こんなところにも、ありました。

 

僕が理想としている在り方です。

 

 

晴耕雨読。

 

 

【人間は自然の一部である。】(山本雅紹説。)

 

 

文明も発達して、便利すぎる世の中になりましたが、結局、人は自然の一部。

 

見えるもの、姿、形は、ある意味、どのようにでもなる所詮表面的なもの。

 

当然なのですが、自然の力に対しては、人間の力は非力過ぎる。

 

自然に習うことにこそ、真実がある。

 

流れに逆らうことなく、自分の出来ることに、日々最大限集中する他ない。

 

心穏やかに、日々改善。感謝。

新たな出会い。

清々しい朝の空。

先日、新しいプロジェクトの敷地調査へ行ってきました。

 

いつも新しい敷地に出会えるたびにワクワクします。

 

設計事務所を開業して15年。

 

15年前の気持ちと変わらず、

今日も新たな敷地と向き合い、設計デザイン案を練る。

 

常に新しい気持ちで、常に平穏な心で。

上棟しました。


只今大阪で設計デザインをさせて頂いております、

耐震等級3の二世帯住宅が上棟しました。

 

この二世帯住宅は、家族みんなが一つ屋根の下に暮らしながら、良い意味でお互いの暮らしを守りながら、

それぞれの世帯の暮らしを分けることで、お互いの生活リズムも心地良く保つことが出来るプランになっています。

 

一つのお家の中に、二つのお家がある、そんなイメージで案を検討していきました。

 

 

そして、光や風、緑を感じられる場である中庭を限られた敷地の中にデザインしています。

 

この中庭と住宅の空間のバランスが特に大切で、どちらが大き過ぎても小さ過ぎてもよろしくないので、

光と視線の抜け、緑の見え方、空気の流れなどを慎重に検討を重ねました。

 

住宅が密集した環境では、住まいの中に自然や緑を身近に体感することや、また隣家を気にすることなく窓を開けることも難しい住環境があると思います。

 

設計デザインで奇をてらうデザインをするのではなく、

敷地の持つ要素、その一つ一つを丁寧に設計デザインで解決していき、

さらに住まいとして心落ち着く美しい空間を誠実に設計することが何よりも大切だと、

完成を楽しみにされているご家族の笑顔を拝見するたびに、強く思います。

 

写真は、現場でご家族に建物のイメージや構造についてお話をさせて頂いているひと場面です。

熱心に聞いて頂きまして有り難うございます。

青春!

建築は、いつも魅力があって、いつも難解で、いつも奥深い。

 

建築を志して旅を始めた時から、いつも建築のことを考えている。

 

僕にとっては、建築は永遠の青春なのかもしれない。

 

10代の旅スイスにて、憧れていた冬季で閉館中の建物を、外観だけでも感じられたら、と見に行って、

 

案の定、閉まっていて、雪の中、外で凍えながら建物の測量をしていたら、、、

 

たまたま買い物帰りのオーナーに遭遇して、

 

『おまえ、熱心やなぁ。』的なことを言って頂いて、そして、何と『中を見せてあげるよ。』と、

 

特別に中を見せてもらえたあの幸運の日から、、、

 

僕には、きっと建築の神様がついてくれている、と信じて、今まできた。

 

そして、建築の神様に見守って頂きながら、今でも、ずっと!青春している。

 

写真は、とある名建築の床板の取り付け施工法を研究している様子です。

最近は、自分で工事もしているので、研究したいポイントも増えてきました。

 

PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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