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ラニー博子。

image『寝ても覚めても博子のこと考えたいねん。』
 
キラキラした表情でヨシミは言った。
 
ヨシミとは【ブログ~二人の夏】に登場する幼馴染の親友で、大阪市の天王寺動物園で毎日、象 ラニー博子のお世話をしている。
 
先日、進行中の現場確認のため大阪へ行ったその晩、ヨシミと久しぶりに飲みに行った。
 
只今、今週末に控える知事市長選挙前でホットな大阪、そして更にホットなのがヨシミも勤務している大阪市の天王寺動物園。
久々に見た天王寺動物園は、エントランスに【てんしば】が出来て、ビックリするくらい変わっていた。
 
今では沖縄にも居点を構えているが、生まれも育ちも大阪コテコテの僕は勿論のこと、ほとんどの大阪市民は天王寺動物園は暗い、汚い、というあまりナイスなイメージを持っていなかった。
が!既述の【てんしば】が出来たことや動物園の方々の努力もあって、『ここどこ!?』を連発する様変わりで、何十年も代わり映えしない大阪(特に大阪市)が、明らかに変わってきている、と強く感じた。
 
仕事で往来する度に感じる東京、沖縄の発展を横目に、大阪は何十年もの間、大阪府と大阪市がバラバラの行政(二重行政)を行っていた結果、東京では、縦横無尽に張り巡らされた鉄道網でどこへでも接続良く行くことができるが、大阪はほとんどの路線が行き止まりで不便極まりない。大きな公園の数も質も東京と比べて全くお話にならないレベルであり、これら二重行政による弊害は、様々な場面で大阪の成長を妨げてきた。
また、大阪市“外”は、山を切り崩し開発し、年月を経て徐々に活性化している地域もあるが、大阪の中心部である大阪市“内”は僕が生まれ育って40年間、嘘のような本当の話だが、大阪市“内”の風景は何一つ変わらない、明るい話題が何一つ無い、お先真っ暗、衰退の街、と言っても過言ではなかった。
 
しかし、この【てんしば】による天王寺動物園周辺の劇的な変化や、沖縄大阪往復の際にいつも感じる、あの閑古鳥が泣いていた関西空港の外国人旅行者数の数年前からの圧倒的な増加等とってみても、今までの大阪ではあり得ない変化が起こり始めている。
 
10代の頃、初めて海外へ旅した時は、関西空港がまだ完成しておらず、船で出国した。そして関西空港が開港した年から今まで、これほどまでに関西空港に人が溢れている風景は見たことがない。
 
何十年もの間、大阪府と大阪市がバラバラの行政を行ってきたが、ここ数年は、大阪府と大阪市が一体となって同じ方向を向き、新たな都市計画を策定し、梅キタに大きな公園も将来完成する等、様々な改革が進められようとしている。
長い長い停滞期を経て、今、大阪(特に大阪市)は確実に変わり、前進し始めている。この前進をこれからも継続して欲しい。
日本を飛び出して外国から見た時にこそ見えてくる日本の良さと悪さ、と同じ感覚で、大阪から離れてこそ見えてくる大阪の変化と目覚め。
 
そんな故郷大阪。
 
ヨシミとは小学生からの付き合いで、会うと必ず大爆笑の連続で、家も近所で僕が留守の時はストーカー気味にパトロールをしてくれている。
いつも優しくて、素直で、とても可愛らしくて、大好きな親友。
 
彼は昔からとても優しい人間なので、動物のお世話は本当に向いていると思っていたが、それは勿論のこと、動物のことを知りたい、知ろうとする姿勢、仕事に対する前向きな気持ちにはいつも感心させられる。
 
象のために、休みの日も体のケアや、様々な勉強の機会を伺い、あの晩も、東京で象の講演会があるから一人で行く、と言っていた。
動物を語るヨシミの目は、キラキラと輝き、口から出る言葉全てが愛に溢れ、そしてポジティブそのもので、話をすればするほど僕も幸せな気持ちになっていった。
昔からよく知っている僕にとってのヨシミは本当に可愛くて、インドへ行った時も二人分の汽車の切符を買いに行った僕を少し不安げな表情でじっと待っている、そんな可愛らしい男だった。
 
今では、人に幸せな空気を与え、常に前向きで、動物を愛し、夢中に仕事をしているヨシミが本当に頼もしく、誇りに思う。
 
我が親友が住む我が故郷、大阪。
超高齢化社会を前に、もっと若い世代が主役となる(勿論お年寄りの方にも優しい)魅力溢れるHOTな街にして欲しい。そして、そうしたい。そのためには、若い世代の人たちが大阪の未来について自らの頭で考えることが大切だと思った。
 
なんてことを想いながら、今夜も那覇の夜の街で、たかじんの『東京』を熱唱する。
 
 
写真は、先日亡くなった大阪市の天王寺動物園、象の春子の物語です。
皆様、是非とも映画館でご覧下さい。
ヨシミも出演してます〜!!!

大理石の産地へ with RAKUEN interior【2015夏 vol.3】

image今回の旅の目的でもある、RAKUEN interiorで制作中のレリーフ、家具の進捗視察のため、大理石の産地へ。
 
工房の中は撮影NGで、写真は今回新たにオーダーしたテーブルの石を選定するために石切場をさまよう午後。
 
大きな工房では、職人さんが腕を奮い、制作に没頭していた。
制作中のレリーフの仕上げ方について、どこまで表情を表現するか、石の素材感が最も現れる仕上げ方について、現地の職人さんと打ち合わせをする。
石に魅せられ、石の意志を求めて。
 
【建築とインテリア、家具、造園を一体的に設計する】
 
これが僕たちの目指す世界である。
 
日本の設計事務所は、建築をつくることがメインで、インテリア、家具、造園はなおざり、というケースが多い。
確かに建築を設計するだけでも、本当に大変な仕事で、建築設計の範囲は膨大に多岐に渡る事柄を整理、構築、そして創造していかなければならない。
そのような現実もあり、【インテリア、家具、造園】が一人の建築家の手から離れ、違う人の手が入り、【建築】とはバラバラに作られている。(勿論、住み手自身による愛情が溢れたインテリアに触れた時は幸せな気持ちになる。)
建築の規模が大きくなればなるほどそのような傾向は強くなるが、しかしやはり僕は規模に関係なく一人の建築家が手間暇かけて、建築からインテリア、家具、造園、まで設計した世界にこそ、真の空間が宿ることを知っている。
世界中で感じたあの建築たちのように…
 
独立して十数年、僕は一人の建築家のもと、【建築】と【インテリア、家具、造園】を一体的に作り上げたい、と常々考え、造園の樹一本でも自分の目で確かめ、その空間にあるべき家具を一つずつ作ってきた。
 
そんな想いで設立したRAKUEN interiorは、建築家山本雅紹が、家具、造園、照明、キッチン、オブジェまで、目に映るすべての世界をトータルにデザインし、建築を発想した時の空気感の具現化、表層的な形ではない建築と調和したインテリア、家具、造園をすべて、山本雅紹自身が作り上げている。
 
最近ではこの考え方に共感を頂き、【建築】と【インテリア、家具、造園】の一体的な設計をご依頼頂き、とうとう海外にまで来た。
 
建築とインテリア、家具、造園は別々には存在しない。
建築を設計するプロセスで、インテリアを緻密にイメージしながら窓辺の空間を設計し、時々刻々移り変わる陽の光を間接的に導くための壁の設計と共に照明設計を、室内は少し明るさを抑えた設計とし、光り輝く外の庭をデザインする。
 
建築とインテリア、家具、造園は別々には存在しない。
同じ美意識で同じ一人の建築家でつくられた世界にこそ、唯一、世界にどこにもない空気がそこに宿る。
 
【建築とインテリア、家具、造園を一体的に設計する】
 
 
RAKUEN interiorの家具、造園、インテリア、オブジェの実例は、こちら http://rakuen8.com でご覧になって下さい。実例の目に映る全ての世界は、山本雅紹建築設計事務所➕RAKUEN interiorでデザインしております。
 
今月発売のI’m homeで、僕たちが設計させて頂きました作品が掲載されます。
この作品は、建築設計は山本雅紹建築設計事務所、家具、インテリア、造園はRAKUEN interiorでデザインしています。

ポルチーニ!!!【2015夏 vol.2】

imageこれ、たまりまへん…
 
柔らかいステーキに、ふっかふっかのポルチーニ!!!
下手な写真では伝わりませんね…
ステーキと一緒に食べたら、口の中でとろけます…
とある小さな街でふらっと入った食堂にて。
 
イタリア人はとにかくやかましい。
騒音の中、食事してる感じ?だが、4、5日イタリアで暮らすと、何やら、イタリア人が可愛らしく思えてくる。
 
『Buono!!!』
ってこっちが素直に感情を現したら、ノリノリでどんどん心の距離が近づいてくる。
その上で『オススメは?』なんて言うと、とにかく熱くドンドン勧めてくる。
ランチ終わりの休憩なんかは、店員さんとみんなでワイワイ、ワインを飲んだり。
彼らの仕事に対する取り組み方、そして日々のその時その時を常に楽しんでいる姿は大好きだ。
 
あ〜、帰りたい…な〜んて。

旅。【2015夏 vol.1】

image10代の頃から世界を旅している。
 
事務所を始めてからは、以前のように計画を立てて旅へ出る、なんてことは出来ず、進行中のプロジェクトの一瞬の合間を見つけて急遽飛ぶ。
 
今回はイタリアで制作中のRAKUEN interiorのレリーフ、家具の進行具合や、その他丸秘計画もあり、ヨーロッパ南部5日をイメージして、出発当日に荷造りしてバタバタっと出た。
 
旅は、自分と向き合える贅沢な時間。
次の目的地までの車窓から感じる風、夕陽、どこまでも続く空、現地の美味い食とお酒、そして日本のように思い通りにはいかない少しの不便と無数の発見。
 
僕の心、体を通じて感じた空気は、僕の心、僕の手からスケッチブックへ、そして設計図面へと浮かび上がり、建築となって現実となる。
と、こんな風に、建築を生み出すプロセスは数行なんかで書けるほど、涼しげなものではない。
建築を生み出すプロセスは、困難と葛藤、そして悩みの中にある。
 
先人が作り上げた魂を揺り動かす建築を前にした時、勇気とパワーを貰ってその場の空気感や感じたまんまを取り憑かれたようにスケッチをする。
旅は、『建築が大好きだ』という10代の頃の感覚をいつも僕に思い出させてくれる。
こっぱずかしいが、建築が大好きだ。
 
旅は、僕の建築の原点。
今までも。そして、これからも。
 
この夏をブログでぼちぼち更新していきます〜
写真は、教会でスケッチしてたら、お昼休みで追い出されて、外でスケッチの続きをすることに…てなワンシーン。僕にとって、至極の時間です!

キャンディ。

image『お、おれのキャンディは、、、?』
 
先日の沖縄大阪間の飛行機にて。
飛行機は、何回乗ってもやはりあまり好きな乗り物ではない。自由が無い、そしてたまにハプニングもある。
 
離陸後、しばらくして喉がイガイガしてきた。カラオケは嫌いな方ではないが、喉は個人的にはそこまで強い方ではない。
そんな中、タイミング良くアナウンスで『機内にて、キャンディのご用意がございますので、お求めの方はお申し付け下さい』この飛行機ではキャンディは手を挙げた方にだけ支給されるシステムのようで、喉と相談する間もなく、客室乗務員の方にキャンディの支給をお願いする。少々お待ち下さい、と快諾頂き、待つことしばし。
 
普段そこまでデリケートな方ではないが、喉がキャンディ有りきで考えてしまったのであろうか、喉のイガイガが進行している。いうならば、ようやく見つかったトイレに駆け込んだら行列、のような感じか。
 
そうこうしていると、前方から先程の淑女が手ぶらで颯爽と通路を歩き去る。
おぃおぃ、の、喉が。。。い、いや、しかし、大の大人がキャンディで騒ぐのも如何なものかということで、歩き去った淑女を首120度旋回で見送りながら、何もなかったかのように少し余裕な感じでやり過ごす。
しばらくすると、任務を終えたのか、後方から先程の淑女が今まさに手ぶらで通り過ぎようとしている。
 
いまだっ!とばかりに、発問する。
『あ、あ、あのぅ、キャンディまだでしょうか。』
『しばらくお待ち下さい』
喉不調で変な声交じりの短いやり取りの後、待つこと10分。
前方からキャンディカゴを両手でしっかりと持って先程の淑女が現れた。
いよっ!待ってましたぜ!大統領!とばかりに、体を通路側へ20%傾け、お待ちしてましたぜ的なポーズで少し余裕で迎え入れる。
 
と、なんと、その淑女は確信的かつ凛とした表情で小生の横を通り過ぎるではないか。
そして、小生の後部座席の患者、いやお客様へキャンディが入ったカゴを差し出したのである。
 
えっ、お、おれより症状深刻なん?
こ、こんなところに先約の患者がいてたんかいな、おいおい、てなことで、後部座席のリサーチを開始する。
ホシはどうやらアベックのようだ。様子を伺うと、何やら、『えっ、キャンディくれるの?ん、じゃあ貰おうか』的な空気がプンプンする。明らかにおかしい、ホシは健康体だ。
 
しばしの沈黙の後、カゴの中のキャンディを選び取る音がする。
カサカサッ。
そして、『テンキュー』。
 
えっ?
これは一大事である。
喉の負傷もそっちのけで、首を150度旋回させ、後部座席の患者を確認。グリーンマイルに出演してそうな黒人さんが着席している。そ、そして、問題の淑女はそのまま後方へと舵をきった。
小生も肌は一般の方よりは灼けている方だが、喉は人より強いという訳ではないのに。
 
『お、おれのキャンディは!?』
 
てなわけで、森のコートハウス作品公開しました。

森のコートハウス。

image木陰の下、昼寝をするように。
 
建築は、壁、屋根という要素で成り立っている。
木陰には、壁も屋根もない。
あるのは、心地良い木漏れ陽と遮るものがない風の流れ、そして木の下の包み込まれた包容力である。この建築では、壁、屋根というハードな要素を、木漏れ陽、風の流れ、包み込む、というソフトな要素へ変換した。
壁、屋根というハードなモノをソフトなイメージに変換する。
この行為を通じ、内(室内)でありながら外(外部)のような、外でありながら内のような空間を設計した。

具体的な構成としては、壁、屋根という要素を三重の層とした。
一重目の層は、家族を自然から守る外皮としてのハードな壁、屋根。
二重目の層は、外皮と内皮の中間領域に位置する建築の各部に点在した森。
三重目の層は、家族を自然とつなぐ内皮として包み込む壁、屋根。

外皮は強い陽射し、風雨から家族を守り、外皮と内皮の中間領域である森を通し、強い陽射し、風雨を更に柔げて室内に導く。
そして、内皮は家族を包み込む包容力として存在する。

メソッドとしては、各室の光は建築の各部に点在したトップライトから絞り込んで導かれ、木漏れ陽をつくり出す。光の扱いには様々な方法がある。面の光、点の光、線の光、更にそれらが直接的な光か間接的な光なのか。
ここでの光の扱い方は、点の光としている。点の光は、より象徴的に、より印象的に扱われ建築に命を与える。
その他のメソッドとしては、建築の外皮に設けられたスリットからは風を導き、大屋根と各室の間にできた空洞は、断熱効果を生むと同時に、小屋裏収納として機能する。

そして、もう一つのソフトは、RAKUENで全て統一された森(造園)、家具、照明、小物たちである。
 
真の空間は建築だけでは存在しない。
建築、造園、家具、全て同じ価値観で同じ美意識でつくる。
すべてつながっている。
 
美しい世界を

作品が建築雑誌『I’m home』に掲載されました。

image先日、建築雑誌『I’m home』に私共の作品が掲載されました。
 
スタッフと共に悩み考えた建築を見て頂けましたら嬉しいです。
また今月発売の『I’m home』でも私共の作品が掲載されますので、是非見て頂けましたら更に嬉しいです。
 
近々、雑誌の撮影があり大阪へ来ましたが、朝夕の涼しさに、秋の訪れを感じています。
 
自然と共に生きる。

森のコートハウス。

image先日完成しました【森のコートハウス】の土間空間から。
 
この住宅は、森と共に住む、をテーマに樹々の葉、幹、そして木洩れ陽を様々な場から感じられる設計となっています。
 
【自然は何よりも美しい】
人間が何をつくっても自然の美しさにはかなわない。
でも、その美しい自然を感じられる場をつくることは、設計で可能であると信じている。
心を自然へ向け、風、光、影の移ろいを感じることから設計が始まる。
 
私の設計は、その場の空気感を映し出すことにある。

建築は空気。

imageいよいよ、【森のコートハウス】明日からオープンハウスです。
たくさんのご予約を頂きまして誠に有難うございます。
皆様のご来場をお待ち致しております。
 
山本雅紹建築設計事務所 & RAKUEN では【世界のどこにもない空気】をテーマに空間をつくっています。
建築とは、人がつくるモノです。モノは設計図面があれば、一応は出来上がります。
勿論、その設計図面は我々の心から紡ぎ出される結晶です。
 
我々は設計図面を元に建てられた建築に、心を与えることが最も大切なことであると考えています。
建築に心を与えることで、建築は姿、形の造形を超え、その場の空気となります。
姿、形のデザインを超え、その場の空気が醸し出された空間こそが、真の建築の姿であると考えています。
 
10代の頃から世界を旅して、私の目に映っている世界。
あの町のあの曲がり角で感じた風。路地に差し込む光。
水面を照らし出す夕陽。樹々の隙間から漏れる光と影。
 
人が彩る熱帯。人が集う静寂。
目に見えない空気をつくりだす。
 
建築は空気。

オープンハウスの開催日が決まりました。/森のコートハウス

image完成見学会オープンハウスのお知らせです。
設計工事を進めていました住宅が完成いたしました。
これから建築をお考えの皆様にこの機会に空間を体験して頂きたいと思っております。
是非、皆様のご応募お待ちしております。
 
日時/7月25日、26日  10時~18時
場所/奈良県内
オープンハウス見学ご希望のお客様は、山本雅紹建築設計事務所のホームページ上の
【お問い合わせ】から、ご参加日時をご記入の上、ご応募お願い申し上げます。
ご応募頂きましたお客様へ、オープンハウス会場の住所をメールにて返信させて頂きます。
完全予約制で対応させて頂いておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 
この建築は、【森と共に住む】をコンセプトに、光と影の陰翳ある住まいとなっています。
インテリアはR A K U E Nでコーディネートし、建築と融合した空間をつくっています。
 
世界にどこにもない空気感をご堪能下さい。

PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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