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沖縄の住宅 白河の森 作品公開いたしました。

image新しい作品【沖縄の住宅 白河の森】作品公開いたしました。
 
この建築は、平面計画上半分を緑、庭のスペースとし、風の道と緑のアマハジ、そして家族が集う森のリビングを中心に設計しています。
5年後10年後、緑のアマハジや庭が彩りに溢れ、家族の笑顔で満たされることをイメージして、空間をつくりました。
またインテリア、庭は、RAKUENで建築と調和を図り、トータルに空間をデザインしています。
 
建築は完成した時から、新たな完成へ向けて動き出します。
その空間で家族または使い手がどのように動き、どのように感じるかを常にイメージし建築をつくっています。
 
建築とは、長い歳月の中で存在する。
だからこそ、愛情を持ってひとつひとつ粘り強くこれからも建築を考えていきたい。

森のコートハウス/完成見学会オープンハウス

image近々完成見学会を開催します現場から。
 
写真は、最終の仕上げ工事で和室に漆喰を塗っています。
この和室は、LDKからはテラスを介して存在する離れの和室となっています。
中庭の紅葉と共にある和室を彩る質感のあるテクスチュア。
光と影。
陰影は空間の広がりを、心の広がりをもたらします。
 
人が住む空間。
時に人を笑顔にし、時に人を励まし、時に人を温かく包み込む。
だからこそ、愛情を持って最後の最後まで粘り強く設計は続く。

建築完成見学会オープンハウスのお知らせ。

image設計工事を進めています建築がもう直ぐ完成致します。
施主様のご厚意で、完成見学会を開催させて頂く運びとなりました。
 
これから建築をお考えの皆様に空間を体験して頂きたいと思います。近々、ホームページ上でご案内させて頂きます。
 
この建築は、都市の中でプライバシーを確保しながら森の中で暮らす、をコンセプトに陰影のある建築となっています。
室内は漆喰塗りで落ち着いた表情を出すと共に、調湿作用のある漆喰塗りは、夏の暑さ冬の寒さ対策に有効的な素材です。
 
光と影。開口と壁。
森と共に。

天下一トマト。

imageトマトをいただいた。
真っ赤に熟れたトマト。
包丁を入れると、中も真っ赤に熟れている。
食べると、イチゴのような甘酸っぱい濃厚な味が。
 
お作りになられたご両親に感謝。
初めてお会いした時、若輩者の小生に深々とお辞儀をして頂いた本当に素晴らしいご両親。
そのお姿が昨日のことのように思い浮かぶ。
ご両親がつくられたトマトをいただいた時、色々な味が詰まっていて、胸があつくなった。
 
ご両親が育てられた心から正直で優しく、温かい天下一トマト。
 
夢に向かって頑張って欲しい。 2015年6月28日。

新年会。

真先日、同級生とちょっと遅めの新年会をしてきました〜
 
久々に会っても、すぐあの時間に戻れる仲間って、ほんまに素晴らしい。
 
やっぱり、人生は、人、美味い酒、そして笑い。
 
改めて思った夜だった。

完成前の現場から。

1完成前の現場から。
 
ここでは、調湿作用に優れた漆喰を使用したしっとりとした、空間をイメージしている。
漆喰に混ぜ合わせる骨材、その他混入させる調合材を吟味し、見本塗りを作成して、慎重に行われる。
西陽が当たる面、北側の柔らかい光が当たる面、光を映し出す壁は微妙に色のトーンを変えながら。
空間と素材は表裏一体で、最後の最後まで思考は続く。
左官仕上げは、画一的工業的な素材と違い、人の柔らかさ、温もり、空気がどこからか伝わってくる。
 
空気を大切にした設計を求めて。

レモンライス。

a先日の午後。
西宮のお家にお招き頂きまして、夢のような時間を過ごしてきました〜
私共で設計デザインさせて頂きましたお家は完成後、どんな風に過ごされてるかなぁ〜と、いつも事務所でスタッフと話をしています。
 
設計中、スタッフと共に模型を覗き、スケッチや図面を何枚も何枚も書いて、家族の風景を空間に落とし込んでいく。
光と影、そして風と共に。
建築とは人間が作る人工的なもの。
でも、僕がつくる建築は、どこか血が流れていて、そして家族を現す空気が流れている建築を作りたい、この一心で建築をつくっている。
世界中を旅して、心奪われる遺跡、建築、風景に出会えることがある。
そこには必ず先人が存在した空気がある。タイムトリップして、そこで生活をしていた風景がブワぁぁ。。。と目の前に現れる。
それほどまでに、豊潤に昇華された空気がある。
 
先日の午後、この空気に触れさせて頂いたご家族に感謝。。。
様々なお料理がテーブルいっぱいに、家族を包み込む大きな天井に開放的すぎない窓からの心地良い光と優しい風。。。
メインディッシュにはご主人特製の最高ステーキと口いっぱいに広がる爽やかさとコクのあるレモンライス。。。
 
いつまでも残っているあのレモンの風味は、あの夢のような午後と、家族の笑顔を思い出させてくれる。

沖縄と大阪で設計を考える。

11沖縄、大阪に拠点を置き設計を考える時、それぞれの地を少しだけ離れてみて気付くことがあります。
普段暮らしている地を少しだけ離れたところから眺めてみると、その何気ない日常が光り輝き、素晴らしいことが一杯詰まっていることに気付きます。
 
私は大阪に生まれ実家の奈良の田園風景と共に育ちました。
10代の頃、船で初めて中国へ渡り、その後の世界への旅を通して日本の素晴らしさを実感すると共に、世界の空気を心に留めてきました。
普段暮らすその地を少しだけ離れてみて初めてわかる、この気付き、こそ私の設計の大切な要素になっています。
沖縄と大阪で建築を考える、つまりそれぞれの地のもつ魅力、素晴らしさを真っ直ぐに見つめることこそが、私の設計の原点です。
 
写真は先日完成いたしました沖縄住宅【白河の森】。
この建築は沖縄の環境を建築化する、というテーマのもと計画を進めてきました。
平面計画上半分を緑のスペースとし、風の道と緑のアマハジ、そして森のリビングを建築の核とし、全体を構成しました。
また沖縄の自然環境を反映した設計を考えると共に、沖縄には素晴らしい自然が数多く残っており、緑が生育する上で最も良い条件が整っている等、沖縄の地がもつ魅力を最大限建築に反映、建築化することをテーマに当事務所では設計しています。

沖縄新築住宅【白河の森】完成いたしました。

1『家のあちらこちらに山本さんの思いがあるようで、ああ、こういうことなんだと。図面からはわからなかったことを住み始めて再発見しております。』
完成から1ヶ月、施主様から頂いたお言葉です。
 
沖縄【白河の森】が完成いたしました。
建築は閑静な住宅街にあり、森に面した環境にあります。
ここに家族5人が暮らす住宅を設計しました。
 
私共の仕事は完成した建物をお渡しする、いわゆる建て売りではありません。
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作品が建築雑誌『I’m home』に掲載されました。

ControlCenter2私共が設計させて頂きました作品が建築雑誌『I’m home』に掲載されました。
12ページにわたって掲載されていますので、是非ご覧になって頂けますと幸いです。
 
オーナーとご縁を頂きまして、構想、設計を経て、工事へ。
全幅の信頼を頂き、インテリア、造園、家具もRAKUENでご依頼頂きまして、たくさんの想いがこもった作品です。
 
オーナーの絶え間ない応援と完全な信頼、
そして大きな期待のもと、完成した作品です。
また遊びにいかせてもらいます〜!
 
これからもずっとオーナーと共に、この建築を見守り育んでいきます。

PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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