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那覇の家2。

securedownload先日那覇の家2が工務店さんのおかげで無事上棟を迎えた。
 
敷地はマンションに囲まれた込み合った環境にありながら、
空間に一歩足を踏み入れると別世界に至る。
 
家具や照明も造り付けでデザインし、トータルで空間をつくっている。
 
写真はコートハウスの中庭。ここに家を包み込む樹を植える。
 
夏が終わり、心地よい風を受けながら。

R A K U E N

写真いよいよ完成まであと少しの西宮の現場から。
この建築は R A K U E N で家具、造園、キッチン、ランプをデザインし、
建築との融合を図っている。
 
建築、家具、造園。
お互いが共鳴し合って初めて美しい世界になる。
同じ価値観で同じ美意識でつくる。
 
写真は玄関ホールの飾り台。
空間の調和を求めてフランスで出会ったアンティーク。
 
R A K U E N では家具、造園、キッチン、オリジナルランプ、アンティークランプを設計コーディネートしております。

この空を忘れない。

写真2暑かった夏も終わり、秋に少しづつ近づいてきた。そんな先日コンサートへ行ってきた。
昼間から夕方までと長丁場の野外コンサートで、ビールとベビースター片手に素敵な時間を過ごした。
 
色んな方が出演されていて、そんな中初めて見たあのマッキーに酔いしれた。。。
風の中で唄声は詩的に心に響き、生まれて初めて人様の唄声を聴いて涙した。色んな方々が立ち代わり出演するので、会場はその都度盛り上がった。
おっ!次は誰かな〜。手羽先片手に盛り上がっていると、どこからともなく杉ちゃん!と聞こえる。
お〜っ!杉ちゃんかぁ。ブレイクタイムで杉ちゃんですか〜、とミーハーに喜んでると、ステージへ手を振りながら走ってくるサングラスのおっさん。現れたのは、杉ちゃんこと、杉山清貴だった。。
ちょ、ちょっと微妙やな。。と思ったが、全体的な調和はそこまで崩れることなくコンサートは進行。
夕暮れ時、またまたマッキーが淡く染まった空の下、たまらない美声で泣かせてくれた。
余韻を打ち消すように、なぜか次に現れる杉山清貴。そして、往年のヒット曲。オンリーユー。を熱唱。観客よりものっている。エアギターなんかして、のりまくっている。なにかあったのか。
そしてクライマックスへ。本当に素敵なアーティストの心に触れ、みんな大好きなことをただただやり続けている。その素晴らしさ、純な心に触れ、自分も自分の道を信じて突き進みたいと、再び想った。
 
帰りは温泉へ。あ〜〜〜!今日はええ一日やった!
マッキー最高やったなぁ。。。と、一日を振り返る。
しかし何度振り返っても、杉山清貴のオンリッユゥ!!!が耳を支配する。
 
人様の記憶に残る仕事。小生は出来ればマッキー派でいきたい。
でも清貴も最高だったぜ!オンリッユゥ!!!

白河の森。

写真只今工事を進めている白河の森から。
樹々と共にある建築。
 
写真は樹々に囲まれた森のリビング。
完成はまだ少し先だが、現場は想定した光になっている。
 
この段階での現場が本当にわくわくする。
立ち上がっていくその時間が。
 
僕には見えている世界が目の前に広がってわくわくする。

ヤンバルへ。

1樹を求めて、ヤンバルへ。
只今工事を進めている白河の森と那覇の家2の樹を探しにヤンバルへ行って来た。
 
白河の森は樹と共にある建築。建築の半分が緑のスペースになっている。5年10年後、建築を覆う緑をイメージしながら設計を進めてきた。建築と共にある樹を探してハブの棲む山へ。
那覇の家2では、都市の中で住まいながら一歩踏み入ると別世界へ、をコンセプトに設計をしている。別世界を彩る樹。テラスでの食事を彩る樹。手の届きそうな、いや手の届くところに存在する樹、葉を求めて。
 
更地に建築を空想するとき、樹を共に想う。春夏秋冬、朝昼夕刻の移ろいと共に変化する光と影。
そこに映し出された樹、葉、そして影。時を刻む建築。

那覇の家2。

1先日地鎮祭を行った那覇の家。
ここでは都市の中に別世界をつくることをテーマに、光と影、コントラストのある空間をデザインしている。
 
室内の家具は全て建築と共につくり、家具造園が建築と同じ立ち位置にある。完成した建築に家具造園を合わせるのではなく同時に思考する。
 
建築を想う時、そこには家具、造園は同時に存在している。
 
建築、家具、造園が共鳴し合う世界。    R A K U E N

千年の樹。

真吉野へ。
 
目の前には宝が山積みされている。
今回は大きな一枚板のデスクにする木を探しにきた。
 
全長4メートルの一枚板。どこに探しにいっても見つからない代物がここにはある。
国産の材から海外の材、樹齢千年の樹。広葉樹の重みが欲しくて、様々見せて頂く。
 
空間の中に鎮座する建築と同じ立場の大きなデスク。
このデスクを置くための空間を作っている。と言っても過言ではない。
 
建築と家具の融合
 
R A K U E N

空を見上げて。

たた空を見上げて。
 
風と雲。
 
そして今年も田植えを終えた。
 
変わらぬことの美しさ。
 
背中に風を受けながら。

想い。

114年前に完成したCAVE03。
現在西宮で工事している現場のすぐ近くにある。
あの頃何度も通った道。やはり自分の作品はいつも気になる。
 
西陽に映る表情。何度も夢見た表情。何度も何度も探し求めた姿。
夕刻、凛と佇む表情が僕の胸に残った。
 
世間に流されることなく、僕にとっての仕事である建築とは、これからも自分の熱意を燃やし続け、そして自分の人生の一部になる、そんな仕事をし続けていきたい。
 
仕事である前に、建築は自分の全てであることを信じて。

大阪へ。

3大阪へ戻って進行中の現場へ。
 
骨組みの建築の姿が特に大好きだ。
この段階でほぼ空間が現れ、頭でイメージしてきた空間との微調整を行う。
 
光が間接的に反射し、床そして天井を照らす。
僕の頭で設定しているそれぞれの方位からの各時間からの光。
現場でそれらを確認し、これからは素材の最終確認へと移っていく。
 
最後の最後まで思考は続く。

PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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