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Alcatraz

先日、映画『アルカトラズからの脱出』を見ました。
これまた実話に基づく映画でして、うんうん、アルカトラズ、いいねぇ〜!!
サンフランシスコは僕のアメリカBEST3に入る街です。なかでもあの夜景。。。今まで訪れた世界の夜景の中でもかなりのお気に入りです。アップダウンのある地形にかわいらしい家が建ち並ぶまち並みは、昼間よりも夜がすごく素敵で、間接照明で優しく照らされた室内が通りから見えて、キャロル・ベイヤー・セイガーの曲なんてバッチリあいそうなムードになっています。
話を戻して、僕は脱出モノの映画が大好きでして、どの映画も一番共感できるのがどのような状況下でも希望を失わず、生きる!!!というところです。
これからも日々生きていることに感謝し、生きていることを実感できる毎日を、時間を過ごしていきたいです。写真は雨のサンフランシスコです。

星がおちてくるっ!!!

先日、映画『モンゴル』を見ました。
実話に基づく映画が大好きな僕にとって、チンギス・ハーンの生涯にもの凄く興味がありました。また主演が日本人ということも楽しみでした。見た感想としては、史実的な内容がそこそこだったのが少し残念でしたが、浅野忠信が堂々と主演を演じていたのが印象に残りました。そしてモンゴルの風景、星空を思い出しました。
今まで見た空で一番感動した空。まさに星がおちてくるっ!!!
夜、用を足したくなりゲルから出る。用を足しながらふと前を見る。“目の前に!!”星が近づいてくる。。。まさにそんな感じ。上空には満天の星空が、、、
なんてかわいいもんではありませぬ。まさに星がおちてくるっ!!!のです。
写真はモンゴルの夕景です。地球に感謝です。

心に残る風景〜バルセロナ編

心に深く残っている風景。
目を閉じるとその場の空気、匂い、光、風、そして空を思い出せます。バルセロナに到着して、すぐサグラダ・ファミリアを目指しました。地下鉄から地上に出る、目の前には夕陽に照らされたガウディが静かに、強く、そして街を包み込むようにあった。。。
はっ、と息をのむ、あついものがこみ上げてくる。
ここは大阪、事務所のデスクからの夕陽。あぁ〜世界はつながっているんだなぁ。

殺人バス

ここではインドで遭遇した恐るべし交通手段について書きたいと思います。
まずは、バス。といっても公共のではなく、民間のエローラ〜ゴア間の高速シャトルバス。夕方エローラを出て、翌朝ゴアに着く、という長距離バスです。途中、インド郊外の車窓をぼんやり眺めながら…なぁんて、わけには勿論いきません。きちんと舗装されていない道を猛スピードでクラクションを鳴らし続けながら、減速せずに数センチ単位で対向車両をかわし続けてくれます。ありがたや。。。って、おいおい!!!しかも私の座席、右窓側席なんすけど…
そして決して忘れてはならないのが、車内冷凍地獄の刑です。なぜだか尋常ではないA/C具合で、あかん…って…殺す気…?息白い…?いやいや!前のインド人、布で顔中グルグル巻きにして、めちゃ寒そうやん。。。目しか見えてへんやん!
深夜、なぜだか突然停車する。牛さまのお通りか…?運転手と助手がバスを降りる。ン…?外を見ると、道路の真ん中に馬鹿デカイ岩、二個発見。二人でウンウン転がしてます。。。なんでやねん……!?
ちなみにこの写真はインド列車事情です。ドライアイには厳しい車内でした……列車のすぐ下には人々の生活が。

衝撃映像!!!〜シカゴ編

先日のシカゴで遭遇した衝撃映像。
それは旅も終盤に差しかかった3月の雪が降る土曜日の朝。
早朝から電車で黒人集団(乗客)のラップを聴きながら、偉大な建築家ミース・ファン・デル・ローエの建築(イリノイ工科大学)を見に行きました。
まだ開いていないクラウンホール(ミース作)を窓越しに調査し、まだ誰の足跡もない雪のキャンパスを歩いていた時、目に飛び込んできました。。。
ン、、、?あ、あれは!?うわぁぁ〜!!えらいもん見てもうたぁ〜!!
シカゴの冬はとても寒く、大都会にしては珍しくホームレスがいない、と地球の歩き方には書いてあったが…!!けどえらい姿勢正しいなぁ…

お宅訪問

先日、お宅訪問させて頂きました〜
去年完成したお家なんですが、実際にご家族の生活が営まれているのを見せて頂き、空間が生き生きとしているのを感じれて、とても幸せな気持ちになりました。
やっぱり家はそこでご家族が生活をされて初めて設計時に考えていた空間の間合い、家族の風景が浮かび上がってくるものだと改めて思いました。ご家族の笑顔を見ていると、スタッフと模型やスケッチそして図面で何度も検討を重ねた日々を懐かしく、思い出しました。良い建築というのは、家族と共に成長し永い年月を重ね、家族の『心の風景』になるものだと思います。これからもその気持ちを胸に日々精進致します。
この度は良い機会を与えて頂きまして有難うございました!!!

My favorites

先日、映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』を見ました。
サントラが心地良く流れ、映像も思い出深いアメリカの風景で、10年前に旅した風景が次々と頭の中によみがえってきました。写真は学生時代、親友と2人で広大なアメリカを車で縦断している途中のワンシーン。この時初めて『空』って土の上から始まるんだ…と気付きました。広く大きな空、赤い土、どこまでも続く草原、そして頬をなでる柔らかな風。こっちは快晴なのに、ずうっっと向こうに見える竜巻、雷雨。おぉぉっ!!!地球だ。。。
地球の表情が映し出される建築をつくっていきたい。
あの時の風を感じながら。

1枚の絵

シカゴ美術館でゴッホの自画像を見ました。
とても見てみたい絵だったのでドキドキしながら、まだかな。。まだかな。。。
と思いながらギャラリーを回っていました。
と、、ありましたがな。。。大きなスペースの中にある1枚の絵。並んで掛かっている他の絵に比べて少し小さな1枚の絵。
生前に売れた絵はたった1枚という不遇の生涯を送ったゴッホの表情が僕の身体を
捕らえて、身動きすらさせてくれない。彼の筆使い、色使い、そして激しい息遣いが時空を超え、押し寄せてくる。その瞬間、僕は一人の人間と心がつながった。
いい作品は世紀を超え、人の心を動かし、支配する。僕もそのような仕事がしたい。

とある、街角。。。〜メキシコ編

メキシコシティは地下鉄(メトロ)が充実してまして、2ペソ(約20円、、安っ!!)で
どこまででも乗っていけます。駅名とかの案内サインも字も大きく見やすいし、
言う事無しですわ。勿論、日本に勝る案内は世界中探してもどこもおませんが。
そのメトロ、意外に市内中張り巡らされてまして、かなり助かりました。
電車から降りて地上に出ると、そらもう今日は祭りかいな?と思う位、毎日屋台が
出て、皆さん思い思い色んなことしてはります。お馴染みタコスの屋台、新鮮な(?)果物のジュース屋、靴磨き屋、、、等々。あっ、海賊版CDの屋台とかも。
ここでご紹介するのは、『あ〜っ、今日もよう歩いた〜』と駅を出た帰り、目に入った映像。『ん、、、??何してんねやろ??
虫眼鏡??って、、、おいおい、新聞かよっ!!』
って、思わずつっこんだ風景です。。あ、、、名前聞くん忘れてた。。。
 

帰国しましたっ!!

無事昨日帰還致しました!!
今回の旅はメキシコ〜アメリカ(シカゴ)の工程で、いつもですが、、、ギリギリに決まったんで、あまり現地の下調べもできず、とにかく飛びました〜
なんで、メキシコはそこそこ暑かった一方、シカゴは、、、吹雪いてました。。。
と、珍道中のリポートは忘れんうちにまたアップさせて頂きます〜
旅を通して、建築と向き合う時間をしっかりと取ることが出来ました。
ではこれからは、身体から湧き上がるパワーを空間に表現する事に専念します!!!
写真はメキシコの偉大な建築家ルイス・バラガンの作品です。

PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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