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すべて。

2今まで見た景色。
 
今まで感じた空気。
 
今まで考えた時間。
 
そして今まで生きてきたこと。
 
 
そのすべてが集まって空間が生まれる。

おくりもの。

真素敵な素敵なおくりものを頂いた。
 
昭和50年に創刊された数寄屋の作品集。
もったいなくてページをめくれない、一枚の写真の中に詰まった建築家の濃密な想い。
 
小生が生まれた年に生まれた作品集。
時代を経て建築家の魂は生き続ける。
 
古川さんの心からありがたい贈り物に勇気をもらった。

思いつくまま思いのまま。

写真2思いつくまま思いのまま。
 
答えは風にきいてくれ。
 
と、すすめた旅の合間にはやっぱりビール。。。
 
立ち寄った小さな街で。
 
太陽と風と空と。
 
カキと。。。
 
 
背中に風を受けながら。   masa

事務所移転しました。

SAMSUNG沖縄事務所移転いたしました。
 
新事務所は那覇市大道99−302
おもろまち駅から徒歩5分のところになります。
 
新事務所にて皆さまとお会いできますことを楽しみにしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 
茨木の森から秋がやってきた。
 
彩づいた樹々と共に。

沖縄の現場から。

真今年も残すところ2ヶ月あまり。
現場も年内最後の追い込み作業中です。
 
設計図、模型を作り、現場を確認し、新しい計画の案を練る。
四季を感じながら、旅をしながら。。。
 
案を練り、悩んだ末のトンネルの向こうにある一筋の光。
山があり、谷があり、だからこそ目の前に広がる光。
 
影があるから光がある。
 
日々発見、感謝。そして締めのビール。
 
心穏やかに、心に常に栄養を。

知己。

写真旅に出た。
 
車で気の向くまま、思うままに歩みを進めた。
 
乾いた空気が頬をなぜ、太陽の眩い光と影。
なぜ自分は生かされ、生きているのか。
 
その答えを求めながら。
 
背中に風を受けて。         in Côte d’Azur

秋。

写真4見えるもの全てが優しく映る秋。
 
暑い夏を越え、厳しい冬を迎える前のやわらかな時間。
この夏を想い、今から訪れる冬を想う。秋はそんな時間である。
 
あと数ヶ月で今年も終わる。
流れる雲のように時は一定のリズムで流れていく。
 
稲刈の折、ふと見上げた空。
オオワシが大きな翼を広げ森へ帰っていく。
 
背中に風を受けながら。

積み重ねる。

写真4上原投手が輝いている!
生まれた時から虎党の小生だが、松井秀喜氏、上原浩治氏は昔から大好きだった。
先日サヨナラホームランを打たれた際には、打たれたことは戻ってこない、切り替えて前進する。と力強く話していた。昨日の彼のガッツポーズを見て感動した。
 
日々改良。日々前進。やはり積み重ねる、しかないと思った。
 
中日は早くも新体制で進み出している。我が虎は寝ているように感じるのは小生だけであろうか。栄光の背番号31。ミスタータイガースの帰りを待っている。
 
写真は先日の旅のヒトコマ。レストランにて。
注文品をテーブルクロスに書いていく。追加注文もどんどん書いていく。
お会計!となると、店員さんが目を向いてアオ筋たてて、ひっ算で計算していく。
海を越えて、ここでも積み重ねである。

訓練。

ryn04nsお盆、田舎へ帰った。家族と山でBBQをして、たらふく飲み喰いさせて頂いた。小学生の甥っ子はおやつの時間にジュースを飲んでいた。飲み干すとためらうことなく次のもう一杯へ。その光景を滞在中よく目にした。
 
今から遡ること30年。NHK朝の連続ドラマおしんが放送開始された、小生8歳の夏。
丁度今の彼等の頃合である。当時、果汁入り飲料水、ジュースなるものは冷蔵庫に配備されておらず、透明の細長い容器に入った麦茶が支給されていた。それこそが外で遊び汗をかき、火照った身体を冷やす唯一の慰めであった。
果汁入り飲料水は一年にいくつもない特別な日にのみ支給される。小生はとりわけ透明色タイプのリンゴの果汁入り飲料水が好物であった。一度飲んだら忘れられないあの味。8歳の少年には過酷であった。麦茶の日々の中に一瞬の流れ星のように現れるリンゴの果汁入り飲料水。その日を待ちわび憧れた夏。
そんな真夏のある日、日々の麦茶がリンゴ水に見えたのだ。よく見ると色はそう遠くはない。灯台下暗し、である。そしてキンキンに冷やした麦茶を、舌を経由せず直接喉へ注ぎ込む。そうすることで味覚を麻痺させ、かつ色はリンゴ水である。
その日から更なる改良を目指し、色については麦茶に水を調合しリアル感を追求、味については大量の氷とブレンドすることにより喉を麻痺させ、味覚を騙す。半目を開けて3メートル先をぼんやり眺めて飲む、という完成物をたしなむ際のベストな姿勢も開発し、首をかしげる姉を横目に、訓練の日々を送った。
 
そんな日々をふと思い出したこの夏。
今では、身体をいたわり常温の透明水を頂く始末である。

作品公開しました。

4『遠方ですが設計して頂けますか?』
 
この言葉から全てがはじまったご縁。
敷地は千葉の緑豊かな目の前にはうっとりするような森と池が広がる。
何度も何度も対話を重ね、時間を共有し、帰りの新幹線で何度も何度もスケッチを繰り返した。本当に素敵な時間を過ごさせて頂いた。
 
家族や友人との会話で満たされた幸せな時間が流れることを願って。

PROFILE

山本 雅紹

建築家
山本 雅紹
Masatsugu Yamamoto

一級建築士

宅地建物取引士

 

その場にしかない空気を求めて

 

十代の頃から世界を旅している

 

あの町のあの曲がり角で感じた風

路地に差し込む光

 

水面を照らし出す夕陽

樹々の隙間から漏れる光と影

 

人が彩る熱帯

人が集う静寂

 

旅は空気を教えてくれる

目に見えない空気をつくりだす

 

建築は空気。

 

山本雅紹

 

<趣味>

世界中の町の空気を肌で感じる旅を10代の頃から続けています。旅を通してその場で感じたことは、建築をつくる上で大きな原動力となっています。

 

<旅した国>

フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/トルコ/オーストリア/エジプト/アメリカ/フィンランド/カナダ/インド/カンボジア/中国/タイ/インドネシア/メキシコ/ポルトガル
旅のスケッチ

 

<好きなこと>

ビールを飲むこと

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